-名称-
-祀られている神社-
-概要-
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スサノオの六世の孫。八十神たちの末弟。農業・商業・医療・呪術・戦・国土開拓などの神。
大国はダイコクとも読める事から、七福神の大黒天と同一視されている。
因幡の白兎の話、根の国訪問の話、妻問いの話、国作りの話、天津神への国譲りの話などがある。
八十神はヤガミヒメへ求婚しに因幡へ出かけた。気多の岬で倒れていた裸のウサギを見かけた八十神は、海水を浴びて風に当たり 山に伏せているようにと言って、去って行った。ウサギは言われた通りにすると、塩と風が傷にしみて痛みのあまりに泣いてしまう。 そこへ、重い荷物を持たされて遅れていたオオナムチがやって来た。ウサギに事情を聞くと、ワニを騙したら身包みを剥がれてしまい、 八十神の言われた通りにしたら傷がとても痛むという。川の真水で体を洗い、蒲黄(がまのはな)を摘んでそこへ寝転べば治るだろう とウサギに告げ、ウサギがその通りにしたら身体が治った。そのウサギから、八十神はヤガミヒメを妻にはできず あなた様がヤガミヒメを得られるでしょうと、告げられ、その通りになった。 ヤガミヒメに振られた八十神はオオナムチを逆恨みし、オオナムチを真っ赤に焼いた岩を受け止めさせて殺してしまう。 母神がカミムスビへお願いしてオオナムチは生き返るが、八十神は大木の間に挟んで オオナムチを殺してしまう。また母神により生き返るが、いくつ命があっても足りないと思った母神の手引きにより、 木の国のオオヤビコの元へ逃げた。そこへも八十神が追いかけてきたので、 オオヤビコにスサノオのいる根堅州国に向かうよう言われる。 スサノオの元に辿り着くと、スサノオの娘の スセリヒメと出会い、互いに一目惚れし結婚した。すると、スサノオから 蛇の室に入れられたり、ムカデと蜂の室に入れられたり、野原に放火されたり、頭のシラミを取るよう言われるとムカデがウヨウヨいたりと、 数々の試練を受けた。スセリヒメやネズミの助力により乗り越えると、生太刀、生弓矢、天の沼琴を持って、 スセリヒメと共に根堅州国から逃げ帰った。地上へ戻ってからは、生太刀と生弓矢で八十神を追い払い、 オオクニヌシとなって国作りを始めた。 国作りのために出かけていた時、出雲の御大の岬でスクナヒコナと出会う。 二柱の神は一緒に葦原中国の国作りを行うが、しばらくすると、スクナヒコナ は常世の国に去ってしまった。これから一人で国を作り固めていけるのかと嘆くと、海の向こうからオオモノヌシがやって来て、 協力して国作りを完成させた。 オオクニヌシが国作りを完成させると、高天原の天津神は、この豊かな地は我らが治めるに国だと言って、葦原中国を奪いに来た。 最初はアメノオシホミミが派遣されるが、途中で引き返してしまう。 次にアメノホヒが派遣されるが、オオクニヌシの家来となって戻って来なかった。 次にアメノワカヒコが派遣されるが、オオクニヌシの娘と結婚して戻って来なかった。 最後に、タケミカヅチとアメノトリフネが派遣された。二柱の神は伊耶佐の小浜に降りてくると、 十拳剣を逆さまに立てて胡坐をかき、葦原中国を明け渡すよう迫ってきた。そこで、息子のコトシロヌシ とタケミナカタに判断を委ねた。コトシロヌシはあっさりと、 タケミナカタは力比べに敗れた上で、葦原中国を譲り渡す事に同意した。 そして、タケミカヅチに、「息子の二柱の神が同意したのなら、葦原中国はご命令通り差し上げましょう。 私の住処として立派な宮殿を建ててくれれば、幽界へ隠れましょう。」 と言って、隠れてしまった。 |